
ギーオイルって知ってる?海外セレブも使用する高純度オイルの効果とは?
マドンナやナオミキャンベル、ローラが愛用していることでも有名なギーオイル。「10歳若返る!」とも言われているこのオイル、その正体や気になる効果についてご紹介します。
ギーオイルとは?
ギー(Ghee)とはバターのことを指し、インドやアラブ諸国で使われているオイルです。
水牛や牛のミルクからバターを作り、さらに煮詰めてたんぱく質や水分・糖分を取り除いた高純度なバターとなり、インドなどでは家庭料理にも欠かせない食材の一つです。
不純物が少ないため、通常のバターよりも傷みにくく、インドなどの暑い地方でも常温保存が可能です。なんと、100年も保存可能だというので驚きですね。
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アーユルヴェーダ最高のオイルとされるギーオイル
中国医学などと同じく、世界三大医学の一つと言われるアーユルヴェーダ。
アーユルヴェーダは、古くから病気の治療や健康的な身体にすることで病気を予防する予防医学として知られています。日本でもエステなどで取り入れているケースがありますね。
そのアーユルヴェーダにおいて、ギーオイルは「最高のオイル」と位置付けられているのです。
ギーオイルの驚くべき効果
セレブも魅了するギーオイル、その効果は具体的にどういうものなのでしょうか?
ギーオイル効果1:ダイエット効果
ギーオイルには体脂肪を蓄積させない中鎖脂肪酸と脂肪を効率的に燃焼させる効果を持つ共役リノール(CLA)が豊富に含まれており、脂肪を溜めずにすでに体内に蓄積されている脂肪を燃焼させる効果があります。
また、すぐにエネルギーになるのでアスリートが摂取すべきオイルとしても知られています。
ギーオイル効果2:アンチエイジング効果
ギーオイルには抗ウイルス性の抗酸化物質の、油溶性ビタミンAとEが豊富に含まれています。
抗酸化物質には、身体の酸化、つまり肌の老化を抑える効果があり、アンチエイジング効果があると言われています。
ギーオイル効果3:免疫機能アップ
ギーオイルに含まれる短鎖脂肪酸。
これはヒトの健康に様々な影響があることが分かってきています。本来であれば、ヒトの大腸内で食物繊維などをエサにして作られる短鎖脂肪酸ですが、現代の日本人は食物繊維摂取不足が深刻なので、外部から補うことが有効です。
短鎖脂肪酸は腸内環境を整え、便秘解消の他、免疫機能がアップして病気になりにくい体質になると言われています。がんや糖尿病などに対しても予防の効果があるのだとか。
ギーオイル効果4:アレルギー症状の緩和
既にご紹介した通り、ギーオイルには共役リノール酸が含まれています。この共役リノール酸には、アレルギー反応の抑制や原因物質の生成を抑える効果があると言われています。
共役リノール酸は、主にチーズやバターなどの乳製品に含まれていますが、日本人の食生活では摂取しにくいともいわれています。
ギーオイル効果5:外傷の治療
ギーオイルには、消炎・沈痛・治癒効果があると言われています。そのため、ちょっとした擦り傷や軽いやけど、おできなどに塗ると効果があると言われています。
ギーオイルの使い方
身体にとってたくさんのメリットがありそうなことが分かったギーオイル。特に、美容やダイエットに効果ありと聞けば、なんとしても取り入れたい!と思うのが女ゴコロですよね!
そんなギーオイルの使い方や注意点をご紹介します。
調理の際に使うなら
いつもサラダオイルやバターを使っている料理には、代わりにギーオイルを使ってみましょう。バターよりも風味やコクがいいと言われているので、料理の出来もアップするかもしれません。
ただし、アーユルヴェーダではギーとはちみつは効果を消しあうとされているため、同時に摂取することは避けましょう。
マッサージオイルとして使うなら
顔やボディのマッサージに使うことができます。
ただし、バターですので大量に塗ってしまうとべたべたしたり衣類を汚してしまいます。少量を少しずつ、調整しながら塗って使いましょう。
塗り薬として使うなら
ギーオイルを患部に塗るだけでOKです。べたつきが気になるようなら上からガーゼや絆創膏を貼ってください。ただし、あくまでも軽度の火傷や傷の場合のみです。
また、塗り薬として使う際も、はちみつとの併用は厳禁です。
ギーオイルお値段はいくら?
まだまだスーパーやコンビニなどでは見かけないギーオイルは通販で購入することができます。
お値段としては、100gで1000円以上という相場のようなので、それにさらに送料が上乗せされることを考えると、サラダオイルやオリーブオイルと比べると割高感はあります。
ギーオイルをハンドメイド
それならばいっそ、自分で作ってしまいましょう!
作り方は簡単です。
材料
- 発酵無塩バター
- 鍋(アルミ鍋はNG)
- 油こし紙
- 耐熱容器
作り方
- 出来上がったギーオイルを入れる耐熱容器を煮沸消毒して乾燥させておきます。
- 発酵無塩バターを鍋に入れ、弱火でゆっくりと溶かします。
- そのうち水分やタンパク質が出てきますが、沸騰しない程度にフツフツと煮詰めます。この時、かき混ぜたりしないように静かに煮詰めます。
- 徐々に透明になってきますので、さらに煮詰めると細かい泡が出てきます。この時に、茶色の沈殿物と黄金色の液体に分かれていたら、ここで火を止めます。ここでも、かき混ぜてしまうとギーが濁ってしまうため、かき混ぜ厳禁です。
ここまでは、大体40~50分程度かかります。 - 油こし紙などで濾し、耐熱容器に入れて冷まします。
まとめ
美容や健康に多くの効果があるというギーオイル。
特に女性であれば、ダイエット効果やアンチエイジング効果に敏感に反応してしまいますよね!
これからの花粉シーズンには、アレルギー対策にもなりそうです。
普段の食事で簡単に、おいしく摂ることができるので是非始めてみてはいかがでしょうか?
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