
口紅とルージュの違いは?リップとグロスとも違うの?
化粧品売り場の化粧部員さんに「このルージュはオススメですよ!」と言われたりして、結局口紅の紹介だったりして混乱してしまった事はありませんか?
「こちらのリップは~」とか「こちらのグロスもカワイイですよ」とか言われても、何が何なのか分からない!
そんな方に、リップアイテムの呼び方から用途まで紹介したいと思います。
ルージュって口紅の事?
ルージュと口紅って何が違うの?と思われるかもしれませんが、
日本では口紅と同じものを指している場合が多いです。
なぜ口紅がルージュと呼ばれるようになったかと言いますと、
口紅の事をフランス語で”Rouge à lèvres”(ルージュ・ア・レーブル)と言うのが語源です。
”Rouge”が「赤」という意味で、”lèvres”が「唇」という意味になります。
直訳すると「唇用の赤」という意味になり、日本語で言う「口紅」と同じ意味になります。
しかし、日本で使われている「ルージュ」という言葉だけでは、「赤」という意味にしかならないので、フランスでは意味が通じません。
和製英語ならず、和製フランス語と言ってもいいかもしれませんね。
最近ではあまりルージュという言葉を聞かなくなってきましたが、90年代以降赤色以外の口紅が増えてきたことから、ルージュ(赤)という言葉も使われなくなってきたのかもしれません。
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リップも口紅なの?
英語では口紅の事を”lipstick”(リップスティック)と言います。
そこから”リップ”(lip)だけを取り、口紅を指す事もあるそうです。
しかし、日本でリップと言えば、リップクリームのイメージが強いので注意が必要です。
化粧部員さんが”リップ”といった時には前後の話から「口紅」なのか「リップクリーム」なのかを読み取らなければいけません。
リップクリームにもある違う呼び方
リップバームって聞いたことありませんか?
リップクリームもリップバームも唇の保湿を担うアイテムとして同じものを指しています。
リップバームの”バーム”は英語で”軟膏(なんこう)”を意味しており、
リップクリームの”クリーム”と英語での意味もほぼ同じです。
日本では、リップバームとリップクリームの使い分けとして
- 缶に入っている柔らかい質感の商品はリップバーム
- スティック状になった質感が硬めの商品はリップクリーム
の様に使い分けている場合が多いようです。
グロスも口紅のひとつなの?
(リップ)グロスは口紅とは違います。
リップグロスは唇に塗る事で光沢、つやを出すことに使われる化粧品です。
そのまま唇に塗ると唇がプルンとした感じに仕上がります。
口紅の上から塗る事もでき、口紅の上から塗ると、色っぽい感じに仕上がります。
透明のグロスから、色付きのグロスまで色々なグロスが売られています。
口紅を塗るのがメンドクサイ時とかは、色付きのグロスだけを塗ってお出かけしてもいい感じに唇を演出できます。
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