顎関節症はストレスが影響している?あごがカクカク鳴るのは危険信号!?

顎関節症はストレスが影響している?あごがカクカク鳴るのは危険信号!?

口を開けると、顎の関節からカクカク鳴ったり、痛みを感じるために口が開けにくいという症状があれば、顎関節症が疑われます。
毎日のことなので、慣れてしまっている人も多いのですが、口を開ける時だけでなく閉じる時にも痛みを感じることも多いです。

鏡を見て、真っ直ぐに口が開け閉めできているかどうかをチェックしましょう。
そして、大きく口を開けて人差し指から薬指までの3本が縦に口の中に入らなければ、危険信号です。

人間の顎の仕組みとは

顎関節症
人間の顎というのは非常に複雑にできています。
口を開ける時は、上顎と下顎が同時に動くと思っている人が多いのですが、実は上顎は頭蓋骨に付いているので動くことはありません。

関節や筋肉の動きと連動して、下顎だけが動きます。
関節や筋肉がスムーズに動けば、口の開閉もスムーズで、痛みや音が鳴るというようなことは起こりません。
しかし、最近では2人に1人は顎関節症によるなにかしらの症状を経験した事があるらしいです。
痛みを訴える程の症状を訴える患者さんも増加傾向にあります。

スポンサーリンク

顎関節症の原因とは

原因は噛み合わせなどいくつか考えられます。
ひとつだけでなく複数の要因が絡み合っていることも珍しくありません。銀歯や入れ歯を入れたところの噛み合わせが悪かったり、頬杖をつく癖があるといったことが顎の関節に影響を与えるということです。

ストレスが原因で顎関節症に!!

日々ストレスを感じている
顎関節症の原因として最も言われているのが、ストレスです。
急激なストレスは筋肉を緊張させる働きがあります。緊張した筋肉はうまく収縮することができず、口の開閉に影響を与えてしまいます。

さらに、無意識のうちに食いしばったり、歯ぎしりをするということにつながります。

ストレスが加わると解消しようとして、歯ぎしりや食いしばりといった癖が出る人は少なくありません。

歯ぎしりを甘く見てはいけない

歯ぎしり
通常の噛む力と比べ、歯ぎしりは顎や歯にその何倍もの負担がかかっていることは意外と知られていません。
通常、成人が噛む力は体重と同じくらいと言われていて、平均で40~70キロ程度の力で噛んでいます。

お口全体でも100キロ程度の力がかかっていますが、歯ぎしりの場合は300キロという信じられないほどの力がかかっています。
顎の関節は食事や会話といった力に耐えられるようにできていますが、このような桁外れの力がかかっていると負担が過度になり、炎症を起こすようになります。

過度な顎への負担が顎関節症の原因に

炎症が起きると、顎を支えている靭帯や筋肉にも影響が出て、口が開けにくくなるというわけです。人間も元は動物ですが、動物は危険を察知すると本能的に噛むという行為で相手を威嚇します。

人間の場合も同様で、脳にストレスが伝達されると、無意識のうちに発散しようとして歯ぎしりや食いしばりが起こると考えられています。

緊張した状態が続いた筋肉は血行が悪くなってしまい、酸素や栄養が行き届きません。
一時的な歯ぎしりでしたら、筋肉や靭帯の炎症も自然に治っていくので、痛みなどにつながることは少ないです。

継続的な歯ぎしり、食いしばりは要注意

継続的に過度な力がかかり続けていると、回復するよりも負担の方が強くなってしまうため、炎症などの症状が起こります。
歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに行っているので、自分では気づけない事がほとんどです。

そのため朝起きた時に口内に違和感を感じる場合は、家族や友人に自分が寝ている時の状態を確認するようにしましょう。

歯が割れてしまう事も

歯ぎしりをすることで歯がすり減ってしまったり、力に耐えきれず歯が割れてしまうケースもあります。

歯と歯茎の境目の部分が欠損したり、噛み合わせがおかしくなってしまうなど、影響は多岐にわたるでしょう。歯を支える骨がなくなってしまったり、逆に盛り上がってしまうという患者さんもいます。

このように、顎の関節とストレスは一見関係が無いように見えますが、実は深い関係があります。無意識というのは、自覚していない分思ってもいない力がかかることが多いためです。

日常に潜む顎や歯への負担

無意識に顎や歯に負担をかけている言うと大体の人が睡眠時を想像するかと思います。
しかし、私たちが普段何気なくやってる作業が案外大きな負担になっている可能性ありますので注意が必要です。

仕事中など集中して作業する時は要注意

パソコンに集中しすぎるのは要注意
パソコンなどの作業を集中していやっている時などは、無意識に歯を食いしばってしまっているかもしれません。意識して自分の歯や顎の状態を確認しましょう。
もし、食いしばっているようでしたら、モニターに食いしばり注意というような張り紙を付けておくと良いかもしれません。

電車内でのスマホ使用も要注意

下を向いてのスマホは要注意
下を向いてスマートフォンを触っていると、上下の歯が当たりやすい状態になります。
通常であれば、食事などで上下の歯が触れ合うのは1日のうちの20分ほどですが、歯ぎしりだけでなく電車の中でスマートフォンをいじっている時間も加わると顎の関節への負担はどんどん強くなってしまいます。

スマホを使用する時には下を向かないようにして、歯と歯が接触しないように意識しましょう。

顎関節症の解消に役立つ家庭での治療法

顎関節症の治療法

口内がリラックスした状態を作りだす

下顎安静位という下顎の均衡が取れた最も楽な状態があります。
安静位の時は上下の歯の間には2ミリほどの隙間ができている為、顎はもちろん歯への負担がありません。

顎に違和感のある人は日頃から、この安静位を作るように意識をする事が大切です。

痛みが激しく辛い場合は…

医師に相談するのが大前提ではありますが、痛みが強い場合は自身でできる治療法を取り入れて顎への負担の少ない生活を心がけしょう。

  • 10分程を限度として氷水で痛みの症状が出ている顎関節を冷やす
  • 食べ物は小さくして、食べる際に顎に負担がかからないようにする
  • 顎に負担のかかる硬い食べ物は極力控える
  • あくびをする場合などは口が大きく開かないように手で押さえる

顎関節症は少しずつ忍びよってくる

顎関節症
顎関節症は突然発症するわけではありません。
負担によって少しずつ口が開けにくくなりますが、急な変化ではないので気づかない人が多いです。
ある程度症状が進んで、痛みや音が鳴るという症状で初めて自覚するということが多いのが顎関節症の恐いところです。

早めに歯科病院に行くのがおすすめ

顎関節症はストレスがなくなると自然に収まることもあります。
しかし、それまでの間にストレスからくる歯ぎしりや食いしばりによって噛み合わせがずれてしまったり、歯にヒビが入るなどのトラブルにもつながります。その場合マウスピースなどで歯や顎の関節を保護する治療がありますので症状を自覚したら早めに歯科医院を受診する事をおすすめします。

投稿日:2018年2月1日

KEYWORDこの記事に関連付いているキーワード

  • Sponsored Link

  • Sponsored Link

おすすめの記事

KEYWORD注目のキーワード